学園長コラム No.9

2018年05月01日

企業の農業参入を後押しする動きが近年さらに強まっていると感じます。

平成21年に農地法が改正され、企業の参入障壁が低くなったということですが、早くも10年目を迎えます。
この間企業の参入は明らかに増えているという農水省の報告もありますが、失敗例も少なくないようです。

日経によると、オリックスは農業への参入にあたり、本業である金融への経済的効果は考えず、独立した事業として農業をとらえています。
着目したのは“流通”。
農業は生産部門では企業が目指すだけの利益が出にくいので、流通まで自社で行うことではじめて経営が成り立つと考えました。

これはまさに慧眼で、今ネットも含め流通関連企業が大きく利益を伸ばしている状況がそれを表していると思います。
これからの企業参入は、まず農産物流通から、と考えるのが経営安定への早道かもしれません。