学園長コラム No.4

2017年12月08日

内村鑑三の「代表的日本人」という著書があります。
日本の歴史上の偉人5人をとりあげ、海外に紹介した本ですが、この中に農業界で有名な二宮尊徳も紹介されています。
 
一般的には薪を背負って本を読む苦学の人として有名な二宮金次郎さんですが、実際農業の世界では多大な貢献をされています。
今でいうところの地方創生特命担当です。
 
江戸時代、厳しい生活環境の中で自分の時間と土地を見つけ出し、未開地を開拓し財と人望を得ます。
その功を認められ殿様より下野の国の堕落した村の改革を命じられます。
 
二宮尊徳が最も重んじたのは人心の改革でした。
「ただ魂のみ至誠であれば、よく天地をも動かす」と。
改革を行った10年のあいだ、この農民道徳家は村の人々とともに暮らし辛苦を堪え、みごと改革を成し遂げました。
何とも感心させられ我が身を恥じる話です。